Hallå! (スウェーデン語でこんにちは。英語のHelloです!)
現在はスウェーデン在住でスウェーデン語を勉強しながら日々奮闘しているアラフォーです。
といっても、スウェーデン語の勉強は、正直コツコツやっていける元気が最近なく、レベルは停滞中な気がしています。多くの方の声がネット上で聞こえていますが、40歳を超えると体の不調がいろいろと出てくる・・・確かに。私も、現在の飲食の仕事での体力消費もプラスで毎日ぐったりです。運動苦手ですが筋肉つけていかないといけないなぁとも思っています。
さて、そんな少々暗いムードの中、ちょっと嬉しいことがありました。
それは、めずらしく土曜日が休みになったことです!
久々の土曜休み!何しよう何処いこう?
私の1日の労働時間は夏場以外、週末を除けば短いものの、出勤日数は週に6日。日曜日だけ定休日です。これが結構くるんですよね、心身ともに。ですが、スウェーデン語が十分じゃない私でも、仕事があるおかげで苦しい時期を乗り越えることができました。その点、とても感謝。
話を戻しますが、今回、夏の終わりに週末お店をクローズしてみんな休暇をとるぞ!ということで土曜日がまるまる休みになりました。それを聞いた日、さっそくパートナーにメッセージを送って、何処かお出かけしようという話になりました。
初めは、彼が学生時代に住んでいた町へ行ってみようとなったのですが、なんと土曜の電車の本数の少ないこと・・・!バスもほとんどないらしいと聞いて、天気もイマイチそうだし、今回は見送るかぁという方向に。
今回は、もっと気楽にいけるところが良かったので、Googleマップで「行ったことのある近場の町で、まだ行ったことのないエリア、またはアトラクションはないか」と探してみました。
普段は買い物や外食をする町で初めて行った観光スポット
行ったことのある町で行ったことのないところ・・・
美術館はいくつかあるのですが、正直そこまで惹かれるところがなく、行ったことがないのは確か。でも写真を見たら、ふらっ〜と行きたいような感じでもありませんでした。
そんな風にモヤモヤしていたら、気になるものが!
「Gamla Linköping(ガムラ・リンショーピング)?」
古い街並みを体験できるところのようでした。
「でもこういうところって、夏が終わると閑散としていて楽しくないんじゃないかなぁ?」と疑念を持ちつつ、現地の写真やホームページをチェックしてみたのです。
「通年オープンしているらしい!いくつかお店もあって、そのお店たちも営業しているって!」
「ここなら、雨の天候だったり、思ったより楽しくなかったとしても、そのあと町の中心地で買い物したり外食したりすればいいかもね」
と、あまり大きな期待をせず気軽な気持ちで、そこへ行ってみることにしました。
Gamla Linköping(ガムラ・リンショーピング)とは?

Gamla Linköping は、Linköping という町の1900年代初頭の様子を再現した野外博物館で1950年代からあるようです。

この施設が作られた理由は1940年代にさかのぼります。
当時、軍用の航空機の製造で有名な Saab(サーブ)をはじめとする新企業が設立され、多くの人々が移り住み、この町は急成長を遂げたとのこと。それに伴い、近代的な住宅や、商業施設、オフィス、道路などの新開発が進みました。そのため、多くの古い家屋が壊されることに。
そこでアイデアをひねり出したのが、若手の政治家。野外博物館を作って、そこに古い家々を移し将来のために保存しようという構想が練られました。その野外博物館は「Östergötland(オステルヨートランド・スウェーデン南東部の地域)の Skansen(スカンセン・首都ストックホルムにある野外博物館)」と表現され、「Gamla Linköping」と名付けられました。

Gamla は「古い」という意味です。これを聞いて、ストックホルムの有名な観光地のひとつ「ガムラスタン」を思い出したという方もいるのではないでしょうか。ガムラスタンは Gamla(古い)Stan(街)と書きますから旧市街ということになりますね。ですから「Gamla Linköping」は、意味的には「旧リンショーピング」「昔のリンショーピング」ということです。
そこに暮らしがあったかのように設計されていて、森も隣接してあります。ピクニックをしてもいいそうですよ。また施設を利用して結婚式をするカップルもいるようです。ちょっとロマンチックですね。
Gamla Linköping の街並み
ワクワクしながら歩いた
では、ここからは Gamla Linköping の様子をお届けいたします!

入館料がかからないからか、ゲートのような入り口はありません。なんとなく、「あぁここかなぁ〜」といった感じで入っていきました。そしてさっそく「おぉ!」と。すでにワクワクの雰囲気満点でした。私はスカンセンには行ったことありませんが、デンマークの Den Gamle By(デン・ガムレ・ビュ)という同じように古い街を再現した野外博物館へは行ったことあったので、少しイメージしていたものに近く、またデンマークのことも思い出したりして、気分が高まりました。


デンマークの雰囲気とは少し違いますが、スウェーデンの「かわいい」が見つかること間違いなしのニオイがぷんぷんしていました。
結構入れないところが多かった
興奮しはじめたのも束の間、どうやらいくつか「入れるはずだけど今日は入れないみたい」という建物があるようでした。例えばここ。交番だか警察署だか、中はミニ警察博物館になっているようでしたが、閉館中でした。8月中だったらきっと開いてたかもしれません。


お土産屋さんが意外と充実してる?
私が行ったデンマークの Den Gamle By では、シーズンオフだったせいか、雑貨屋さんは少しありましたが閑散としていて静かすぎて、働いている人いないの?!と思うくらいでした。フォルケホイスコーレ時代の遠足で、同期の外国人生徒みんなで行き、自由時間もたっぷりあったのですが、寒さもあって、みんな「なんでここ来た?」というムードで残念ながら楽しむことができませんでした。(久しぶりに Den Gamle By のサイトを見たら十何年前より進化してエンタメ性がアップしているように見えます。改めて行ってみたいなぁと思いました。きっと印象変わるかもしれませんね。)
ま、そういう経験があったので、実は Gamla Linköping に大きな期待はしていなかったのです。でも、小さい敷地ながらも思ったより雑貨屋さんが結構あったし、来館者も程よくいて、野外博物館の雰囲気をより明るくしていた感じがします。

雑貨屋さんは、お土産屋さんぽいお店もあれば、手作りアクセサリーや石鹸を売っているお店、セカンドハンドストアなんかもありました。


北欧好きにはたまらない「かわいい」が程よいサイズで詰まってた
当日の天気予報は雨だったのですが、雨に降られずに済みました。大きな雲はあったものの、意外にも青空を見ることができてラッキーでした。


青空と太陽があると、北欧の建物がより一層かわいく見えると思うのは私だけでしょうか?
そして、デンマークもそうですが、ハートのデザインがあったりするのもかわいいですよね。


「あぁ、ひっさびさにキュンとする<かわいい>に、<スウェーデンで>出会えたなぁ」と感動しました。
というのも、デンマークは私にとって「<いちいちかわいい>が詰まっている」ところで10代の頃から長年(現代の言葉を使えば)「推し活」をしてきたわけですが、スウェーデンは親しみがあるものの、引っ越してきてからは生きていくのに必死で「かわいいがあまり見つからない」状態でした。
なので、今回の土曜休みと Gamla Linköping へ行こうという決断に感謝。

昔住んでいた人の家を見学できるお家がありました。中にはガイドのスタッフがいて、家の中の説明をしてくれたので、ただ「かわいい〜!」と感動するだけじゃなくちょっとお勉強もできてよかったです。


各建物の窓も、どれもこれもかわいかったですね。中にインテリが見えた建物は、見学可能な日があるのかもしれません。私たちが行った日は、外からちょこっと覗いて昔の暮らしを想像してみたのでした。



好奇心は続いた「これは何?」
ガイドスタッフは、そこらじゅうに常駐しているわけではないので、ところどころに説明用のパネルがあったりしました。ただ、その説明文を見つけるまでは頭が「?」状態のものもありました。例えば、レストランの庭にあった謎の廊下のようなもの。

「なんだこれは?子供たちが走るのか?」
「パーティで歌うのか?」
とか、とんちんかんな予測をしていました。
なんだと思いますか?
正解は・・・
実は、1800年代に使われたボーリング用のステージ?だそうです。か、かわいいですね・・・。
それから、説明パネルがないものも。

これはきっと、共同の洗濯所でしょうかね。アパートの中庭にこんな大きな横長の樽のようなものが昔はあったのでしょうかねぇ。
また、敷地内にはトイレも充実しています。そこで発見したサイン。最初は大人も子供利用できるって意味で3人分描かれているのかと思いきや、よく見ると体の半分だけスカートな人が。なるほど、、、時代ですねぇ。LGBTQ を意識されているようです。

スウェーデンって、こういうの敏感すぎるように個人的には感じます。時代に合った新しい取り組みとして高く評価されるのかもしれませんが、誰でも利用できるトイレなら「ただ<トイレ>と書けばいいのに」と言う人もいるように、「ジェンダーフリーに寄せれば?」というふうにも正直感じてしまいます。
半分スカートのイラストを誰かが擦ったような跡がありました。こういうサインを良く思わない人もいるようですね。反対派の人か、当事者かは分かりませんが。みなさんは、どう考えますか?
Gamla Linköping のかわいいカフェでワッフル食べた
さて、話は少し横道にそれましたが、かわいい Gamla Linköping の話に戻りましょう。
楽しいお散歩の後、私たちは締めくくりにワッフルを提供しているカフェへ行きました。雑貨も販売していて、おしゃれなカフェでした。



私が注文したのはクラシックという名の、ど定番ワッフル。ジャムとホイップだけのもの。アイスという気分ではなかったので、ボリューム的にちょうどよかったです。スウェーデンでアイスとかアイス付きのワッフルとか注文すると、すごい量のアイスが付いてくるんですよね。個人的には多すぎる・・・。

肝心のお味は、ですが。歩いた後のエネルギーチャージにちょうどいい甘さかなって感じですかね〜。ここのワッフル、かなり薄かったです笑。もっと生地感ほしかったなぁ・・・。少しくらい小麦粉のモチっていう感じを生クリームと味わいたかった。以上、正直な感想でした♪
ちなみにアレルギーやヴィーガン対応もしているので、ヴィーガンのパートナーでもアイスクリーム付きでワッフルを楽しめました。スウェーデンのカフェなどでワッフルを食べる時、アイスがついてくるのは大体ワッフルが半分におられています。なぜでしょうね?
Gamla Linköping までの行き方

Gamla Linköping は、Linköping 中心地から約2km 離れたところにあります。Linköping 中央駅のすぐそばにバス停があり、Gamla Linköping に行けるバスがいくつかあるようですが、3番と6番のバスが「Gamla Linköping」と分かりやすい行き先を表示していたので確実です。

バスで約10分、バスを降りたら、そのバスが通ってきた道路の反対側の歩道へ渡るとすぐ「Gamla Linköping」という標識が目に入ると思うので、その方面に歩いていくといいです。駐車場と、レトロな風景が見えてきます。
先にも書きましたが、ゲートのような入り口はないので、他の来館者っぽい人たちの歩く方向についていくといいかもしれませんね笑。
まとめ
いかがでしたでしょうか?少しでも現地の雰囲気を味わっていただけたら嬉しいです。Gamla Linköping、近くに来る機会があったら是非!
スウェーデンでは、車があったら、このようなレトロでかわいい街並みが見られるところへ行きやすいと思います。ですが私たちは車がないので、こうやって電車とちょこっとバスを乗って行けるくらいの距離に、こうした施設があるのは嬉しい発見でした。

私はお土産にハードグミを買いました。Gamla Linköping のオリジナルでもなく値段もお手頃でもなかったのですが、貴重な土曜の休日だし、エルダーフラワー味だし!ということで自分へのご褒美です。
それでは、今回も読んでくださりありがとうございます!また、次の記事でお会いできますように。

