Hallå! (スウェーデン語でこんにちは。英語のHelloです!)
現在はスウェーデン在住でスウェーデン語を勉強しながら日々奮闘しているアラフォーです。
スウェーデンにも春が来ようとしている頃、ソーシャルメディアで流れてきた美術館の企画展の広告が目にとまりました。これは行かねば!と思い詳細を調べると、美術館の場所はストックホルム。
交通費がかさむのが気になるところでしたが、この機会を逃したら後悔すると直感が走りました。片道3時間程度かかる距離なので、最初はストックホルムで1泊を考えたものの、そうなると宿泊費もかかります。ということで日帰りを決行することにしたのです。
この記事では、その日帰り旅行でどんな1日を過ごしたか、お話します。読みものでお出かけ気分を味わいたい方に楽しんでいただいたり、ストックホルム旅行を考えている方の参考のひとかけらにでもなれたりしたら嬉しいです。
今回のストックホルム行きの動機&目的
2つ前の記事の『はじまりはここから』の節に詳細がありますが、ストックホルム日帰り弾丸旅行の動機と目的は、スウェーデンを代表するイラストレーターで絵本作家の Elsa Beskow(エルサ・ベスコヴ または エルサ・ベスコフ)。まだ「大好き!」と言えるほど詳しくありませんが、とても気になる存在でした。「もっと知りたい!」そう思っていました。
そこでやってきたこの機会。Elsa Beskow の原画をぜひ観に行こうと決めたのです。
ストックホルム弾丸旅行の計画&出発
この日帰り旅行を計画した2026年4月の時点では、私はレストランで働いていて丸1日お休みなのは基本、日曜日のみ。そこで、さっそく日曜日の電車のスケジュールと料金を調べて、自分の手帳も手に、都合の良さそうな日を探しました。
総合的にベストと思われたのが、4月最後の日曜日でした。
余談ですが、1月にもストックホルムに行く機会があり何泊かしたのですが、体調不良のため残念な滞在になってしまいました。今回は「絶対同じことは繰り返したくない!」と、電車のチケットを購入してからは体調には十分気をつけて過ごしていました。
それから旅行当日を迎え、体調万全で電車も遅れることなく、予定通りのスタートを切れました。
ストックホルムの美術館 – Thielska Galleriet (ティールスカ・ギャラリー)
11:30ごろ、ストックホルム中央駅に着いて、さっそく向かったのは今回1番の目的の美術館。この美術館については、直近の過去2記事にて書いています。もしよかったらそちらも覗いてみてくださいね。
ストックホルムのベーカリー&カフェ

ボリューム満点の美術鑑賞を終えると、消耗したエネルギーを補給する必要がありました(口実?)。 というか、ひとりのお出かけや旅行で必ずと言っていいほどスケジュールに入れたいのが、カフェの時間。今回は日帰りで時間があまりなかったため、以下のポイントからお店を選びました。
- ストックホルム内であちこち広範囲に動かないで済むこと
- 美術館から近いこと
- あまり中心地寄りではないこと

14:30ごろ。美術館からバスで約10分。ストックホルムの野外博物館 SKANSEN(スカンセン)でバスを降り、そこから徒歩約5分のところにある Fabrique(ファブリック)。

ストックホルムで人気のベーカリーです。中央駅構内や駅付近にも店舗があります。カフェスペースがあるので、こちらで FIKA(フィーカ:コーヒーと甘いものをいただく習慣のこと)タイムとしました。


Fabrique は、ストックホルム市内に21店舗あるほか、ロンドンに6店舗とニューヨークに2店舗あります(2026年5月時点の情報)。スウェーデン国内ではストックホルム以外にないんですねぇ。海外に展開していったのが興味深いです。
ロンドンとニューヨークは、ダイバーシティ。スウェーデンのシナモンパンやカルダモンパン、シンプルで昔ながらのサワードウ・ブレッド、それからデンマークのライ・ブレッドなどが受け入れられ、人気に火がついたようです。
今、職人がひとつひとつ手作りしたホンモノに改めて注目が集まっていますが、パンもそのひとつで、小さな個人または家族経営のパン屋さんが人気ですよね。毎日その日に焼いたフレッシュなものが店頭に並ぶ * ので、それはそれは美味しいです。シナモンパンやカルダモンパンの食べ比べを楽しんでいる方もいるのではないでしょうか。
また、北欧人気の影響もあるかと思います。日本でも北欧は、一時的なブームではなくすっかり安定した人気のジャンルになっているし、スウェーデン語の FIKA や、デンマーク語の Hygge(ヒュゲ:心地よい時間や空間のこと)という言葉なども関連書籍の影響もあり、世界で知られているでしょう。
* 余談ですが、ライ・ブレッドは「今日焼いたばかりだから、数日後に食べた方がおいしいよ」と、昔イギリスのマーケットで購入したときに言われました。私はパンの専門家ではありませんが、商品によっては必ずしも当日焼きたてということではないであろうこと、語弊のないように記載しておきます。
Fabrique の情報参照元:
ベーカリー ホームページ https://fabrique.se/
記事1 “Swedish Bakery Fabrique Wants To Expand In New York City”
記事2 ”INDEPENDENT SWEDISH BAKERY, FABRIQUE, GAINS ROYAL SEAL OF APPROVAL AND OPENS NEW LOCATION ON HISTORIC LONDON STREET”


私が行ったときは、店内はやや混雑、ガヤガヤしていましたが、高い天井とガラス張りの壁が開放的であまり気になりませんでした。店員さんは忙しそうでしたが、私のヘンテコなスウェーデン語も理解してくれて、なんとかスウェーデン語会話成功。他の店員さんでスウェーデン語ネイティブでない方々もいたので、このときの店員さんは外国人の話すスウェーデン語に慣れていたのかな、などと1人で想像していました。

コーヒーのお供に何をいただくか迷いましたが、シナモンパンやカルダモンパンと同じようなねじりのパンで、胡桃バージョンを発見。スウェーデンのパン屋さんで見たことないなぁと思ったので、それをいただくことにしました!


WALLONBULLE と商品名にありましたが、後から調べると、スウェーデンの代表的なパンのひとつらしいです。基本的に通常の小麦粉のパン生地に、ブリオッシュ生地が混ぜられ、バターとバニラも使われた FIKA にぴったりのパンのようです(参考:スウェーデンのパン屋さん「Baket」の Instagram )。
Fabrique ではきっとオリジナルのレシピで原材料は異なるかと思いますが、素人でも分かったのは、胡桃が入っていること。これがアクセントになっていたせいか、疲れていたせいか、甘すぎず、とってもおいしいかったです♡
もっと晴れていて暖かかったら、テラス席も良さそうです。また、私のようにカフェに行ったらトイレに必ず行く方。こちらのお店のトイレは複数あるし、十分なスペースがあって安心ですよ笑。

30分ほどのカフェ時間ののち移動開始しました。帰りの電車が18:22発だったので、余裕を持っておこうと、カフェにはあまり長く居ませんでした。
ストックホルムの桜の名所

15:10ごろ。カフェを出て、トラムに乗って Kungsträdgården(王立公園)へやってきました。せっかく春にストックホルムにきたので、桜を見たかったのです。
日曜日のトラムは混んでいました。満員。私が降りるときは「すいませーん!おりまーす!」って言わないといけないくらい、たくさんの人が乗車していました。前回の記事で、トラム利用をおすすめしましたが、混雑具合で考えたら、トラムより地下鉄がいいのかもしれません。時間帯や曜日によるかもしれませんが。
さて、これまで何度か Kungsträdgården を歩いたことはありましたが、このときばかりは見たことないほどたくさんの人が桜を見に来ていてとっても驚きました。実はこの日は単なる日曜日ではなく、ここに来ていた人たちが単に桜を見たいだけで集まったのではなかったのです。

この日はストックホルム市と日本人会の共催による、「桜まつり」の日でした。
ステージから歌声が聞こえ、たくさんのオーディエンスが見えたので、近寄ってみると、なんと聞き覚えのあるトトロの曲『さんぽ』が歌われていました。それからもう少し歩き進めてみると、日本の文化に関するパフォーマンスをしている人たちや、コスプレの人たちがいました。そうしてその場が「桜まつり」中であることに気づいたのです。

こういうイベントの日だと知っていれば、予定の組み方少し変えていたんだが・・・
日本の方もたくさんいました。特に出店側の方には、お話してみようかと思ったのですが、少々雰囲気に圧倒されてビビってしまい話しかけることはできませんでした笑。
雰囲気だけざっくりと味わって、次の目的地へ移動することに。
ストックホルムでお買い物
お部屋を少し改善するため – SØSTRENE GRENE と IKEA CITY へ

15:40ごろ、行きたかったデンマーク生まれの雑貨屋さん SØSTRENE GRENE(ソストレーネ・グレーネ)へ。
SØSTRENE GRENE は、スウェーデン国内に15店舗あるようです(2026年5月時点の情報)が、私の住んでいるエリアにはありません。近くにそこそこ大きめの町はありますが、 SØSTRENE GRENE は残念ながらないのです。でもこういうお店って、たまにしか行けないから自分の中で価値が上がっているのかなぁとも思っています。デンマークに住んでいた頃も頻繁に通ったわけではないですからね。ここではあまりかさばらない創作活動に必要なものを購入しました。
その後、IKEA CITY へ移動。徒歩圏内です。何が必要かを IKEA アプリで事前にリストアップしていたのですが、探すのに思ったより時間がかかり、最後は汗ばんだほど・・・。しかも、そのうち1点は意外と重たかったので最後は少々大変な思いをして電車に乗り込みました。

「スウェーデンに住んでいるのに、ストックホルムに来てまで IKEA?」と思う方がいるかもしれませんが、私たちは車を持っておらず、私は運転もできないため、IKEA はそんなに簡単に行ける感じではないのです。自宅から比較的近いところに行こうとも、バス代はなかなかです。知人に頼むのも何度もしたくない。なので今回のように「ついで」に行くのがちょうどよかったのです。
以上で無事、目的は全て遂行完了!桜まつりをもう少し見学したかった気持ちを残しつつ、同時に、桜を見て写真撮るくらいのつもりだったけれどちょっと長居しすぎちゃったかなとも思ったりしましたが、ほぼ大満足の日帰り旅行となりました。
ストックホルムから帰路へ

18:22、行きの急行電車よりも速い特急電車(と呼べばいいかな?)で帰路へ。
行きは充電できるコンセントがなく、ポータブルチャージャーは持っていたものの、古いものだったので、いずれにせよスマホのバッテリーは節約しないとなりませんでした。都会でひとりのときは、だいたいイヤホンを使って何かしら聴いている私。街や人混みのノイズが苦手なのです。でも今回はバッテリー消費量を節約するため、イヤホンなしで過ごしたので最後は疲れ切っていました(IKEA の重たい荷物も持っていたしね・・・笑)。

帰りの特急は安心の充電コンセントつき。それから車窓からの綺麗な風景も。

自宅に近くなればなるほど景色も電車内も静かになっていき、自分が住む町に到着し、駅から少し離れただけでもう人っ子ひとりいませんでした。21:30ごろのことでしたが、それより早く着いていたとしても、通りはものすごく静かだったでしょう。都会の喧騒から離れ、少しホッとしました。
翌日はカフェで買ったパンで贅沢な朝食

実は、Fabrique で、カルダモンパンをお持ち帰りしたのでした。やっぱりカルダモンパン、おいしいですよね。翌朝はそれでプチ贅沢な朝食をいただきました♡


パンの入っていた袋を見てから知りましたが、Fabrique は2024年から王室御用達のベーカリーになったそうです!このマーク、なんかかっこいいですよね。今度行ったら甘くないパンをいただいてみたいです。
まとめ

最後に Google マップのスクリーンショットで、ストックホルムで私が回ったルートをおさらいします。中央駅からスタート、美術館へ直行。美術館のあとは、ベーカリー&カフェでエネルギーチャージ。それから桜の名所でひとりお花見。最後にお買い物①→②を済ませて終了!
実は電車に乗る前、ささっと夕食を済ませたのですが、MAX バーガーだったので特筆しませんでした!たまに食べたくなるんですよね〜。
最後に、片道にかかった時間ですが、美術館を最終目的にしたら合計3時間40分〜4時間でした。私の住んでいる町から、乗り継ぎの駅まで電車で約40分。そのローカル電車の本数は1時間に2本。電車がキャンセルになるなどのハプニングの可能性を考慮して、乗り換え駅に余裕を持って到着できる時間に乗りました。そうすると、乗り換え駅では次の電車(スットクホルム方面行きの急行電車)を30分以上待つことになります。。。これは地方に住むことのデメリットの一つですが、割り切るしかありません。乗るべき大事な電車を逃すよりマシなのです。急行電車に乗り換えてからストックホルムまで約2時間。ストックホルム中央駅から美術館までは約40分でした。
片道だけでなかなかの長旅。
それでも!行ってよかった美術館でしたし、決行してよかった日帰り旅行でした。皆さんの関心ごとは何ですか?行きたい場所や見たいモノがあったり、会いたい人がいたりしたら、時間がかかってでも、きっと見に、会いに、行きますか?
今回も、読んでくださりありがとうございます。
また記事を書いたらぜひ遊びにきてくださいね!今後ともどうぞよろしくお願いいたします♪



