Hej! 本ブログにお越しいただきありがとうございます。
この記事では、私が経験したスウェーデンのサンボビザの申請プロセスにかかった費用についてお話しします。
当時、私はデンマークに住んでいたので、ビザ取得のためにかかった費用は主に交通費です。また、スウェーデンに住むために住民登録など各種手続きもあったので、その分の費用にもふれていきます。日本円へのレート換算は、参考までに記載していますが、各費用がかかった当時とこの記事を書いている2024年9月時点と大差はないので、現時点のレートで統一しています。
なお、通貨単位の記載は以下のとおりです。
- 日本円 → 円
- デンマーク・クローネ → DKK (1 DKK = 約21円)
- スウェーデン・クローナ → SEK (1 SEK = 約14円)
- ユーロ → EUR (1 EUR = 約156円)
ビザを申請したとき
- 申請料 0 SEK
- 独身証明書 90 DKK (約1,900円)
申請料は、通常 2,000 SEK (約 27,500円) かかるのですが、一部の人は除外となっていて、日本国民もありがたいことに除外対象となっています。
※除外対象国民:EU/EEA、スイス、日本、難民の家族や登録パートナー
ドイツで面談をしたとき
- ◎コペンとベルリン間の往復航空券 120 EUR (約18,700円)
- ◎ベルリンの空港と中心地間の S-Bahn (電車) 4.40 EUR (約700円)×2 (往復分)
- ◎ベルリン交通1日乗車券 9.90 EUR (約1,600円)
- ◎ベルリンホテル1泊 96 EUR (約15,000円)
- ホテルから大使館までの交通費 徒歩だったのでゼロ
- ベルリン食費:
- カフェ 3-6 EUR (約470-950円)
- レストランの食事 15-17 EUR (約2,300-2,600円)
- スーパー 8-10 EUR (約1,250-1,600円)
◎の合計:234.70 EUR (約36,650円)
ドイツでは出費が多めでしたが、いろいろ理由をつけてストレスに対処したり、自分自身を応援したりしていました。
- 申請料がかからなかったことをラッキーと思って、ここでの出費は将来への投資と考えよう
- 面談の練習のために集中が必要だから、ちょっと高いけどホテルに泊まろう
- 面談を頑張ったご褒美として、観光や美味しいものを食べるための時間も作ろう
- 今はバイトもして少し収入があるから、自分のために思い切って使おう
といった感じです。応援してくれる友人やパートナーがいても、結局最後に行動&頑張るのは自分自身です。自分ができる範囲で、自分を鼓舞するための材料を用意することは大事だと思っています。
ビザが下りる直前
- 独身証明書 90 DKK (約1,900円)
また、、、90クローネ払うのかぁ、、、と思いましたが、仕方ありません。
ビザカードを取得するとき
- コペン – マルメ間の往復電車代 1:カード申請 300 SEK (約4,000円)
- コペン – マルメ間の往復電車代 2:カード受け取り 300 SEK (約4,000円)
マルメのサービスセンターで Residence card (滞在ビザカード) を申し込んだ場合は、自分で受け取りに来る必要があるとのことです。私のケース担当者から「カードの送付先を代理委任権を持つパートナーの住所にした方がいいです」とアドバイスいただいていたので、それを窓口に伝えましたが、それでもマルメの事務所では郵送しない決まりになっているようです。。「デンマークに住んでいるから」とは言われませんでしたが、もしかしたら関係があるかもしれませんね。でも高くない交通費、もちろんせっかく来たので、マルメの観光も忘れずにしました。
マルメ事務所の窓口は、申請からカードの発行までに 「1 〜 2 週間かかる」と言い、「その頃にまた来てください。予約は不要です」と。私は2週間以内に東南アジア旅行を控えていたこともあったので、以下のようなリアクションをしました。
- カードが郵送されないことに対する大きな驚き(「話が違うんですけど!」的な)
- しかも発行されたという連絡ももらえないことへの驚き
- 「じゃあコペンハーゲンから来ても、まだカードができない可能性もあるんですよね?!」
- 「取りに来るのが旅行の後になる可能性もあるわけですねぇ」
「そんなに毎度、交通費払っていられないよぉ」と言うのが正直な思いでした。また、カードはできるだけ早く欲しい気持ちも強かったです。旅行で何か万が一のことが起こっても、スウェーデンの滞在許可カードがあればスムーズなこともあるのでは、とも思ったからです。
すると、「旅行前に受け取れると思いますよ」と言われました!「実際、5〜10日くらいでしょうね。もし受け取れることを事前に知りたかったら、ここに電話して」と電話番号を紙に書いて渡してくれました。え?1 〜 2 週間と言ったのは笑?と思いましたが、少し粘ってよかったです。
ただ、いただいた電話番号は、デンマークからは通じずがっかり。諦めずに移民局の問い合わせ先にメールしてみたところ「◯月◯日にマルメのサービスセンターに届いています。」とすぐに返事をいただけました!そうしてコペン – マルメ間の往復は、2回で済んだのでした。
住民登録、ID カードを取得するとき
- 町 – 都市の往復電車代 1:住民登録 190 SEK (約2,600円)
- 町 – 都市の往復電車代 2:ID カード申請 158 SEK (約2,200円)
- 町 – 都市の往復電車代 3:ID カード受け取り 158 SEK (約2,200円)
- ID カード申請料:400 SEK (約5,500円)
引越し先の町にも国家サービスセンターがありますが、住民登録や ID カードの取得など、特定の手続きには対応していません。そのため、私のように小さな町に住んでいる場合は、都市部まで足を運んで手続きを行わなければならないケースもあります。電車代が日本に比べ高いと言うべきか、駅間の距離が長くなってしまうので日本と比べてもこんなもんだろうと思うべきか。いずれにせよ、生活し始めは何かと費用がかさむものです。
電車代1と2、3の料金が異なるのは、2回目のサービスセンター訪問時に、お得なチケットを発見したためです。それは、オフピーク時 (平日 8:30-15:00、週末 17:00-6:30) の利用チケットです。少しだけお得になるので、その時間内に手続き等を済ませられると使い勝手がいいですね。
まとめ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。合計費用は、約 60,950 円です(ドイツは◎のみ)。ここに、当時かかった食費などを加えるともっとしますが、すべて将来への投資と自分を鼓舞してきました。今は引越し時に必要な手続きがほぼ終わりに近づいてきているので、スウェーデン語や仕事探しに集中しつつ、ビザ関連以外のブログ記事も書いていく計画もしております。
あくまで一個人の経験談にすぎませんが、少しでも似たような環境でサンボビザの申請をする予定/している方へのお役に立てたら幸いです。みなさんのビザ申請がうまくいきますよう祈っております!